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ムツゴロウジャンプ 第15部

どうも、ハンドルです。

今日は『ムツゴロウジャンプ 第15部』をお送りする前に、お知らせがあります。

当ブログMYSSと相互リンクさせていただいている『JMI Japan Messy Illustrator』の管理人であるやまとさんが明日10月18日(土)20時からニコニコ生放送にて『第2回 WAM生』を放送されます。

「WAM生」の放送内容は、写真モデルとしても活躍されている「しろ」さんが初の本格Messyプレイに挑戦されるというものです。

詳しくはこちらをご覧ください。

japanmessyillustrator.x.fc2.com/live2.html

なお、「WAM生」放送の視聴にはniconicoのアカウント登録と放送コミュニティへの申請が必要となりますので、視聴を希望される方は早め(放送は明日ですのでできれば今日中)の申請をお願いします。

視聴の際には注意事項をしっかり守ってコメントして、みんなで楽しく盛り上げましょう!!



それでは、『ムツゴロウジャンプ 第15部』本編をどうぞ。






半戸の口の中で何かが蠢いている。

それはなんとも異様な光景だった。

身の毛もよだつ思いがしたが、そこでおいらはあることに気付いた。

半戸の口の中にいる何かを捕まえれば、半戸は正気に戻るかもしれない。

……よし。やってみよう。

おいらはそっと半戸に近づくと、半戸の喉に猫パンチを見舞った。

「ぐえっ!」
半戸は口から何かを吐きだした。

それは体長10cmほどの不気味な模様のクモだった。

こいつが半戸を操っていたのか!正体を現したからにはもう手加減しないぞ!

ばかでかいトカゲを倒したおいらにとってクモは最早敵ではない!……まあ、体長1cm未満とかそれくらい小さな相手だと逆に戦いづらいんだが……

おいらはクモを猫パンチで弾き飛ばし、壁にぶち当てた。

「ぎゃふん!」
クモは床に落ちると目を回してしまった。

同時に半戸が飛び起きた。

「ふうっ!死ぬかと思った!」
半戸は自分の喉をさすっている。

「半戸、やっと正気に戻ったのか」
おいらは言った。

「なんとかね……」
「お前あのクモに操られていたんだぞ」
「あ、ああ。今思い出しても吐き気がするよ。変な女の人にあのクモを飲まされて……後は君の知ってのとおりさ」
「あれ?操られていた間のこと覚えているのか?」
「……自分が恐ろしいよ。操られていたとはいえもう少しで麻友ちゃんを……」

半戸は俯いてしまった。

「……そんなに自分を責めるなよ」
おいらはそう言うと半戸に自分の前足を差し出した。

「握手してくれるのかい?」
半戸はそう言って手を差し出してくる。

おいらは半戸の手を思い切り引っ掻いた。

「うわー!痛ーい!」
「お前にはこれくらいが妥当だ!お前のせいでおいらはえらい目に遭ったんだぞっ!」
「ピーター!よくも騙したなっ!……いちち……猫をかぶるとはまさにこのことだ!」
「よし。立ち直ったな」
「……ちぇっ!猫に引っ掻かれて立ち直るとは情けないや」

半戸は手をさすった。

「とにかくどうにかして麻友達のいる2008年に帰らないと……。あの煙のタイムマシンはまだ残っているかな?」
おいらは立っている棚に並んでいる薬瓶を眺めた。

「この時代に来たばっかりの時は慌てふためいていたのにえらく冷静になったな……」
半戸はおいらに言った。

「おいらは半戸と違って自分の力で大きな危機を乗り越えたから冷静な分析力を身に付けられたのかもしれないな」
おいらは得意げにそう言った。

「……ちぇっ!嫌な奴だな~」
半戸は言った。

「まあ、そんなにむくれるなよ。それより煙のタイムマシンを探そう」
おいらは言った。

「……仕方ないな。……えっと、これはフェノールフタレインでこっちはアンモニアで……」
半戸は薬瓶の表示を見る。

「理科の実験で使うような薬品が多いんだな」
おいらは言った。

……と思っていると……

「……これはニトログリセリン……ってうぇっ!」
「ぜ、絶対に落とすな!そーっと下ろすんだぞ」
「わ、分かってる。……そーっと……ふう。寿命が縮まったよ」

とんでもない薬品もあったりする。

「……半戸が倒したのがこの棚じゃなくてよかったな」
おいらは言った。

「全くだ。音美さんもこんな危険な薬品をなんでこんな所に……。だけどまいったな。薬瓶の中にはラベルが剥がれているのもあるし、どれがタイムマシンなのか分からないぞ」
半戸は言った。

「……どうする?」
おいらは言った。

「……そうだ。こいつなら分かるかもしれないぞ」
半戸は目を回しているクモを指差し、言った。

「……どうしてクモにタイムマシンのことが分かるんだ?」
「多分だけどこいつは僕等が元々いた2013年よりも先の未来から2008年に来ていたのかもしれないんだ」
「……仮にそうだとしてもどうやってクモから話を聞くんだ?」
「ピーターの首輪があるじゃないか」
「あっ、そうか。……いやあ、おいらとしたことが……」
「……冷静な分析力を身に付けたんじゃなかったんかい」
「まあ、そう言うなって……」

おいらは首輪の翻訳モードをいじった。





やまとさん、「WAM生」応援しております。是非成功させて下さい(^O^)
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ムツゴロウジャンプ 第14部

ハンドル:「皆さん、こんばんは。ハンドルです。今日は『ムツゴロウジャンプ 第14部』を……み……み・せ・ちゃ・う・ぞ(汗)」

ピーター:「うえっ!それなら『お送りします』の方がまだましだよ!気色悪い!」

ハンドル:「台本通りに読めって麻友ちゃんに言われたんだから仕方がないだろ!僕だって嫌だよ!」

麻友:「そんなに嫌がらなくたっていいじゃない。私が一生懸命考えた台詞なのに……」

ピーター:「言うのは麻友じゃないんだぞ!ハンドルなんだぞ!それ考えたのか?!今ブログを見ている人はかなりの高確率で吐き気を催したぞ!

麻友:「……ぐすっ……そんな酷い言い方しなくたって……えーん!ピーターとハンドルさんの意地悪~!

ハンドル:「あっ!ご、ごめんよ麻友ちゃん。せっかく一生懸命台詞を考えてくれたのに怒ったりして……(汗)」

ピーター:「わーっ!悪かった悪かった。謝るからそんなに泣くなよ(汗)」

泣いていた麻友が急に泣きやみ、意地悪そうに舌を出す。

麻友:「なーんちゃって!2人とも慌てたでしょ!」

ピーター、ハンドル:「だーっ!騙された~!」

麻友:「それでは皆さん、本編を、み・せ・ちゃ・う・ぞ♡」





おいらの目の前には荒野が広がっていた。

どうなっているんだ?おいらは幻覚でも見ているのか?

おいらは部屋の外に出てみたが、どうやら目の前の光景は全て本物のようだ。

……いいや、待てよ?

半戸が薬品棚を倒した時に割れた薬瓶から立ち上ったうっすらとした煙がもしおいら達を2013年の8月10日から2008年の5月25日、すなわち昨日にタイムスリップさせたあの赤い煙と同じような働きを持っていたとしたら……

お、落ち着けおいら。冷静になるんだ。……落ち着け。……落ち着け。……落ち着いていられるかーっ!!!!

いつの時代のどの場所かもわからない所にいきなり、しかも頭が変になってしまった人間と2匹……いいや1匹と1人だけで取り残されたら猫でも人間でも慌てるに決まっているじゃないか!!

しかも今度のタイムスリップでは音美のようにおいら達の助けになってくれる人がいないと来れば事態は最悪以外の何物でもない!

どうしよう?!どうしたらいい?!

「うおーん!」
突然不気味な声が聞こえて来た。

……半戸の奴、とうとう本格的にぶっ壊れたのか。

おいらはそう思って振り返った。

部屋の中にいる半戸は白目をむいて気絶しているようだった。

……あれ?今の声は半戸じゃなかったのか?

「うおーん!」
再び声が聞こえて来た。

今度はさっきより近くで聞こえた気がする。

声の主はおいら達に近づいて来ているんだろうか?

おいらは辺りを見回したが……誰もいない。

すぐ近くに2本の太い木が立っているが、生き物らしい影は……

いいや、待てよ!ここに木なんてなかったはずだ!

おいらが木だと思ったのは……

「ぐわおおおん!」
おいらが上を見ると同時にさっきの2回とは比べ物にならないくらいの大きな声が降って来た。

そいつはトカゲに似た姿をしていた。

「へへへ。いい獲物を見つけたぞ!」
トカゲは言った。

おいらは慌てて逃げ出した。

……何だって?猫のくせにトカゲを怖がるなんておかしい?トカゲにとってはおいら達猫の方が天敵のはずだって?

そりゃ普通の大きさのトカゲを見て逃げ出すようじゃ猫として示しがつかないさ。

だけどこのトカゲを見てくれよ。どう見たって普通の大きさじゃないよな。太い木の幹のような足を持っていて尻尾だけでも3メートルはありそうな、しかも背丈は2階建ての建物を軽く超えている。

そんなトカゲを見て逃げずにいられるわけがないじゃないか!もしこいつの前で平静でいられるやつがいたらおいらは逆立ちして木に登る所だ。

トカゲは身体がでかすぎるから部屋の出入り口を通れないはずだ。

おいらは半戸が気絶している部屋の中に駆け戻った。

おいらが思った通り、トカゲは部屋の出入り口をくぐれないようだった。

だがトカゲは執念深く部屋の出入り口を壊そうとする。

そんなにおいらが美味そうに見えるんだろうか?

……いいや、トカゲにとっては半戸の方が美味そうに見えるのかもしれないな。

「ぎゃおおむ!食ってやる!」
トカゲはさらに雄叫びをあげた。

おや?よく見るとトカゲの鋭い歯の中に1本の虫歯がある。

そういえばおいらは口に鋏をくわえたままだ。

よ、よし!何とかなるかもしれないぞ!

おいらはトカゲが口を閉じる前に虫歯めがけて鋏を突き立てた。

「うわー!痛ーい!」
誰かさんにそっくりな悲鳴を上げると、トカゲは逃げ出した。

鋏が突き立ったトカゲの虫歯がおいらの足下に転がる。

「おーい!虫歯が抜けてよかったなー!」
勝ち誇ったおいらは逃げて行くと影に向かってそう言った。

しかしトカゲを追い払ったからと言って安心してはいられない。

何とかして元の時代に帰る方法を考えなければ……

おいらは半戸の方を振り返り、またしてもぎょっとした。





麻友:「今回はここまでです。皆さん、次回も是非見に来て下さいね。じゃないと……な・い・ちゃ・う・ぞ♡」

ピーター、ハンドル:「だーっ!その言い方はもうええわい!」
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